矢部健三のプロフィール

略歴

1981年9月失明し、横浜市立盲学校中学部へ転校

1984年4月神奈川県で初めて、全盲生徒として県立普通高校へ進学

1987年4月法政大学社会学部社会学科へ進学

1991年5月神奈川県総合リハビリテーション事業団に就職、福祉部・視覚障害者リハビリテーション施設配属、点字･パソコンなどコミュニケーション訓練を担当

1997年9月～1998年3月第1子誕生に伴い7ヶ月間育児休業を取得

2003年4月社会福祉士資格を取得

2007年4月視覚障害者リハビリテーション施設で生活支援担当を兼務

2010年4月施設再編に伴い、所属名が「七沢更生ライトホーム機能訓練課視覚障害班」に変更

2016年6月施設再編に伴い、所属名が「福祉局七沢自立支援ホーム支援課視覚部門」に変更

担当業務

　私が勤務している神奈川県総合リハビリテーションセンター七沢自立支援ホームは、障害者のリハビリテーション施設です。この中の支援科視覚部門で、コミュニケーション訓練と生活支援を担当しています。

　コミュニケーション訓練は、視覚障害によって生じる文字の読み書きなどの困難を、少しでも軽減するために様々な技術の習得を目指す訓練です。具体的には、点字の読み書き、録音図書の利用、パソコンやスマホ・タブレットなどＩＣＴ機器の操作などです。これらの指導を担当しています。

　生活支援では、個別相談として、利用者の個別の進路や生活に関する相談に応じたり、家族支援として、ご家族との面接相談をしたりしています。

社会活動

1987～1990 視覚障害学生の問題を考える会参加

1989～1991 新しい盲ろう者の会設立準備会参加、主に指点字・ローマ字式指文字の通訳・介助者として活動

1991～神奈川県視覚障害者スキー協会(現「かながわブラインドスキークラブ」)会員

1991～東京盲ろう者友の会賛助会員

1991～1994 東京盲ろう者友の会会報「てのひら通信」編集委員

1991～社会福祉法人全国盲ろう者協会会員

1992～視覚障害リハビリテーション協会会員

1995～2008 全国盲ろう者協会盲ろう者向け通訳・介助者養成研修会講師(ローマ字式指文字)

1995～1999 全国盲ろう者協会　教育研究紀要編集委員

1996～社会福祉法人国際視覚障害者援護協会会員

1998～視覚障害を持つ親の会・かるがもの会会員

2000～2002 視覚障害を持つ親の会・会報「かるがも新聞」編集委員

2002・2003 神奈川県障害者ケアマネジメント従事者養成研修会講師(視覚障害)

2006 日本盲人職能開発センター　視覚障害者用情報機器指導員講習会講師

2006～2007全国盲ろう者協会　盲ろう者向け通訳・介助者養成研修会委員

2006～2007 視覚障害を持つ親の会・会報「かるがも新聞」編集委員

2006～神奈川県盲ろう者通訳･介助員養成講習会講師(点字・指点字)

2007～2018 厚木看護専門学校講師(視覚障害者への援助)

2009～2013 神奈川県ライトセンター「在宅者援助口座」講師(視覚障害者の日常生活と在宅者援助活動)

2011～日本福祉のまちづくり学会会員

2011～2013 日本福祉のまちづくり学会情報障害特別研究委員会委員

2013～2016 日本福祉のまちづくり学会情報コミュニケーション特別研究委員会委員

2013～かながわブラインドスキークラブ・ツアー実行委員

2013～厚木市視覚障害者協会会員

2016～2019 視覚障害リハビリテーション協会理事

2016～2018 かながわブラインドスキークラブ副会長

2016～　全国盲ろう者協会　生活訓練等事業・訓練手法検討委員会委員

2018～　かながわブラインドスキークラブ会長

2021～厚木市視覚障害者協会副会長

2022～日本ロービジョン学会会員

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最終更新日：　2019年1月8日(火)