★★★★★★★ ScreenReaderWindows2012年版) ★★★★★★★

準備 基本ソフト Windows環境設定

(2) WindowsVISTAの自動ログオン

○この課の目的

 WindowsVISTAの起動時に、自動ログオンするように設定する。

 スリープからの復帰時に、自動ログオンするように設定する。

○この課の留意点

 必ず、訓練開始前に職員が設定しておく。

●この課の内容

WindowsVISTAへの自動ログオン

 WindowsVISTAの設定方法により、起動時にログオン画面が表示される場合があります。その度にパスワードを入力するのもわずらわしく感じることもあります。自動的にログオンする設定方法がありますので、セキュリティ上問題がない場合には、予め自動的にログオンするように設定しておきましょう。

 WindowsVISTAでは、次の条件が満たされる場合に自動ログオンが有効になります。

・ユーザーが 1 人だけ作成されており、そのユーザーにパスワードが設定されていない

 WindowsVISTAをセットアップした後の最初の起動で、ユーザーを 1名だけ作成すると、WindowsVISTAは自動ログオンするようになります。

 これらの条件が満たされず、自動ログオンできない場合には、設定を以下のように変更します。

 WindowsVISTAが起動した状態で、スタートメニューの検索ボックスに

control userpasswords2

と入力して、検索結果をクリックします。

 「ユーザー制御」のダイアログボックスが表示されたら、「続行」ボタンをクリックします。

 「ユーザーアカウント」ダイアログボックスの「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外します。

 「OK」ボタンをクリックします。

 さらに、「自動ログオン」のダイアログボックスに自動ログオンするユーザー名と、パスワードを入力します。

 「OK」ボタンをクリックします。

 これらの変更は、次回のコンピュータ起動時に設定が有効になります。

WindowsVISTAへの自動復帰

 WindowsVISTAで、スクリーンセーバー動作状態や、スリープから復帰すると、WindowsVISTAのログオン画面が表示され、パスワードの入力を求められることがあります。トラブルというほどではありませんが、その度にパスワードを入力するのもわずらわしく感じることもあります。セキュリティ上問題がない場合には、スクリーンセーバー動作状態や、スリープから復帰しても、このログオン画面が表示されないように、予め設定を変更しておきましょう。

 現在ログオンしているユーザーで直ちに復帰したい場合、コントロールパネルの設定を以下のように変更します。これらの変更は、次回のコンピュータ起動時に設定が有効になります。

○「個人設定」の設定

 コントロールパネルが起動している状態で、「個人設定」の「スクリーンセーバー」にある「再開時にログオン画面に戻る(&R)」をクリックして、チェックを外します。

 「OK」ボタンをクリックして「スクリーンセーバー」のダイアログボックスを閉じます。

○「電源オプション」の設定

 コントロールパネルが起動している状態で、「電源オプション」のスリープ解除時のパスワード保護」にある「ユーザー アカウント パスワードの作成または変更」で「パスワードを必要としない」をクリックします。

 「OK」ボタンをクリックして「スリープ解除時のパスワード保護」のダイアログボックスを閉じます。