7−10 標準フォントの変更
○編集コマンドの実行方法
これまで、Microsoft Wordではリボンツールバー内を移動するには、上下左右の矢印キーやTabキーを使ってきました。しかし、この方法では目的のコマンドを探すのにかなり時間がかかってしまいます。そこで、より効率的にコマンドを実行する方法として、アクセラレータキーやショートカットキーという機能が用意されています。
○アクセラレータキー
Microsoft Wordでは、それぞれのタブやコマンドボタンに、Altキーでリボンツールバーに移動したあと、アルファベットを入力することでそのメニューまで移動したり、コマンドを実行したりすることができるアクセラレータキーが割り当てられています。たとえば「名前を付けて保存」は、Altキー、Fキー、Aキーの順に押すと実行することができます(Fが「File」のタブを選択、Aが「名前を付けて保存」のコマンドボタンを実行)。
以下の表でよく使うアクセラレータキーを確認しておきましょう。
コマンド名 |
キー操作 |
上書き保存 |
Altキー F S |
名前をつけて保存 |
Altキー F A |
開く |
Altキー F O |
新規作成 |
Altキー F N |
印刷 |
Altキー F W P |
右寄せ |
Altキー H A R |
中寄せ |
Altキー H A C |
左寄せ |
Altキー H A L |
フォント |
Altキー H F F |
フォントサイズ |
Altキー H F S |
検索 |
Altキー H F D F |
置換 |
Altキー H R |
太字 |
Altキー H 1 |
斜体 |
Altキー H 2 |
下線 |
Altキー H 3 |
取り消し |
Altキー R J R |
表作成の復習とアクセラレータキーのまとめとして、練習問題7−10−1をしましょう。
これから読み上げる指示に従って操作してください。一つの指示を聞いたら、必ずテキストを一時停止し、指示された操作を行ってください。必ず一つの操作が終わってから、次の指示を聞くようにしましょう。
では始めます。
アクセラレータキーの一覧表を作りましょう
@パソコンを起動し、ワープロソフトを起動しましょう。
A1行目は、 コマンド名 と、 キー操作 をTabで区切って入力しましょう。
B2行目は、 上書き保存 と、 Altキー F S をTabで区切って入力しましょう。
C3行目は、 名前をつけて保存 と、 Altキー F A をTabで区切って入力しましょう。
D4行目は、 開く と、 Altキー F O をTabで区切って入力しましょう。
E5行目は、 新規作成 と、 Altキー F N をTabで区切って入力しましょう。
F6行目は、 印刷 と、 Altキー F W P をTabで区切って入力しましょう。
G7行目は、 右寄せ と、 Altキー H A R をTabで区切って入力しましょう。
H8行目は、 中寄せ と、 Altキー H A C をTabで区切って入力しましょう。
I9行目は、 左寄せ と、 Altキー H A L をTabで区切って入力しましょう。
J10行目は、 フォントサイズ と、 Altキー H F S をTabで区切って入力しましょう。
K11行目は、 検索 と、 Altキー H F D F をTabで区切って入力しましょう。
L12行目は、 置換 と、 Altキー H R をTabで区切って入力しましょう。
M13行目は、 太字 と、 Altキー H 1 をTabで区切って入力しましょう。
N14行目は、 斜体 と、 Altキー H 2 をTabで区切って入力しましょう。
O15行目は、 下線 と、 Altキー H 3 をTabで区切って入力しましょう。
P16行目は、 取り消し と、 Altキー R J R をTabで区切って入力しましょう。
Q文字列を範囲指定して、16行2列の表に変換しましょう。
Rアクセラレータキー というファイル名で保存しましょう。
※職員に、正しく入力できたか確認してもらいましょう。
Sワープロソフトとパソコンを終了しましょう。
以上です。お疲れ様でした。