○文字列の均等割り付け
ワープロソフトで行事のお知らせなどを作成する場合、一般的に、別記の中で「日時」「場所」「携行品」「申し込み先」などの項目を箇条書きにして記述します。このとき、少ない文字数の項目「日時」「場所」「携行品」を一番多い文字数「申し込み先」の5に合わせて設定し、同じ文字幅で均等に文字を配置すると、とても見やすい文書になります。つまり、一番多い文字数の項目の文字数にすべての項目の文字数を合わせます。これを「均等割り付け」といいます。
文章中の一部の文字を均等割り付けするには、まずその文字列の範囲を指定します。次に、均等割り付けコマンドを実行して目的の文字幅に変更します。均等割り付けコマンドを実行し終わったら、必ずカーソル位置の確認コマンドや上下左右の矢印キーを使って正しく変更できたかどうか確認しましょう。
○Microsoft Wordでの均等割り付け
文字列を均等割り付けするには、以下のように操作します。
1.均等に割り付けたい文字列を、Shiftキーを押しながら左右の矢印キーを押して範囲指定します。
2.Altキーを押してリボンツールバーをアクティブにします。
3.左右矢印キーを押して「ホーム」を探します。
4.「ホーム」と聞こえたら、数回Tabキーを押して、「均等割り付け」を探します。
5.「均等割り付け」を選んだら、Enterキーを押して実行します。
6.「均等割り付け」のダイアログボックスが表示され、「新しい文字列の幅(T): ××字」と聞こえたら、上下の矢印キーで目的の文字列の幅を選びます。
7.変更したい文字列の幅を選んだら、Enterキーを押して実行します。
※注意 |
均等割付は、現在選択している文字列のフォントサイズの大きさで文字幅を設定する事に注意してください。 また、均等割り付けをするときは、文字の範囲選択が重要です。間違って、段落記号までや余計な文字まで範囲選択すると、行いっぱいに均等割り付けされたり、幅が違ったりして、うまく行きませんので、十分注意しましょう。 |
均等割り付けを解除するには、以下のように操作します。
1.均等割り付けを解除したい文字列を、Shiftキーを押しながら左右の矢印キーを押して範囲指定します。
2.Altキーを押してリボンツールバーをアクティブにします。
3.左右矢印キーを押して「ホーム」を探します。
4.「ホーム」と聞こえたら、数回Tabキーを押して、「均等割り付け」を探します。
5.「均等割り付け」を選んだら、Enterキーを押して実行します。
6.「均等割り付け」のダイアログボックスが表示され、「新しい文字列の幅(T): ××字」と聞こえたら、Tabキーを押して「解除(R)」を探します。
7.「解除(R)」と聞こえたら、Enterキーを押して実行します。
均等割り付けの練習として、練習問題7−8−4をしましょう。
これから読み上げる指示に従って操作してください。一つの指示を聞いたら、必ずテキストを一時停止し、指示された操作を行ってください。必ず一つの操作が終わってから、次の指示を聞くようにしましょう。
では始めます。
@パソコンを起動し、あなたのフォルダから 講習会開催のお知らせ のファイルを開きましょう。
A別記の中で ・その他 筆記具持参 と書かれた行の上に、空白行を1行挿入しましょう。
Bこの空白の行に、 ・申し込み先 ○月○日までに同窓会事務局へお電話でご連絡ください。 と入力しましょう。
C上書き保存しましょう。
D別記の 日時 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
E別記の 場所 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
F別記の 講師 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
G別記の テーマ や 受講料 その他 もそれぞれ 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
H上書き保存しましょう。
※職員に、正しく編集できたか確認してもらいましょう。
Iワープロソフトとパソコンを終了しましょう。
Jパソコンを起動し、あなたのフォルダから 講演会開催のお知らせ のファイルを開きましょう。
K別記の中で ・その他 筆記具持参 と書かれた行の上に、空白行を1行挿入しましょう。
Lこの空白の行に、 ・申し込み先 ○月○日までに同窓会事務局へお電話でご連絡ください。 と入力しましょう。
M上書き保存しましょう。
N別記の 日時 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
O別記の 場所 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
P別記の 講師 を 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
Q別記の テーマ や 受講料 その他 もそれぞれ 申し込み先 と同じ幅に均等割り付けしましょう。
R上書き保存しましょう。
※職員に、正しく編集できたか確認してもらいましょう。
Sワープロソフトとパソコンを終了しましょう。
以上です。お疲れ様でした。