7−6  フォントサイズの変更

7−6−1 フォントサイズの変更

○範囲指定とフォントサイズの変更

 ワープロソフトで行事のお知らせなどを作成する場合、表題など強調したい部分の文字を大きくしたりして、文章の内容が相手にわかりやすいようにすることもとても大切なことです。

 文章中の一部の文字のサイズを大きくするには、まずその文字列の範囲を指定します。次に、フォントサイズの変更コマンドを実行して目的の大きさに変更します。フォントサイズの変更コマンドを実行し終わったら、必ずフォントサイズの確認コマンドを使って正しく変更できたかどうか確認しましょう。

Microsoft Wordでのフォントサイズの変更

 文字列の範囲を指定し、フォントサイズを変更するには、以下のように操作します。

1.上下左右の矢印キーで目的の文字列の先頭にカーソルをあわせます。

2.Shiftキーを押しながら右矢印キーを押して目的の文字列の末尾へ移動します。

3.Altキーを押してリボンツールバーをアクティブにします。

4.左右矢印キーを押して「ホーム」を探します。

5.「ホーム」と聞こえたら、数回Tabキーを押して、「フォントサイズ」を探します。

6.「フォントサイズ」を選んだら、数回下矢印キーを押して目的のフォントサイズを選びます。

7.目的のフォントサイズを選んだら、Enterキーを押して実行します。

 正しくフォントサイズが変更できたかどうかは、フォントサイズの確認コマンドを使って確かめることができます。

 PC-Talkerでは、CtrlキーとAltキーを押しながらアルファベットのMを押すと、現在カーソルのある文字のフォントサイズを読み上げてくれます。

 JAWSNVDAでは、Insキーを押しながらアルファベットのFを押すと、現在カーソルのある文字のフォントサイズを読み上げてくれます。

 FocusTalkでは、CtrlキーとAltキーを押しながら記号の^を押すと、現在カーソルのある文字のフォントサイズを読み上げてくれます。

 フォントサイズ変更の練習として、練習問題7−6−1をしましょう。

●練習問題7−6−1 フォントサイズの変更

 これから読み上げる指示に従って操作してください。一つの指示を聞いたら、必ずテキストを一時停止し、指示された操作を行ってください。必ず一つの操作が終わってから、次の指示を聞くようにしましょう。

 では始めます。

@パソコンを起動し、ワープロソフトを起動しましょう。

A1行目に、 神奈川県総合リハビリテーションセンター と入力しましょう。

B2行目に、 七沢更生ライトホーム と入力しましょう。

C1行目の 神奈川県総合リハビリテーションセンター を範囲指定しましょう。

Dフォントサイズを18ポイントに変更しましょう。

E正しく変更できたかどうか確認しましょう。

F2行目の 七沢更生ライトホーム を範囲指定しましょう。

Gフォントサイズを16ポイントに変更しましょう。

H正しく変更できたかどうか確認しましょう。

I文書は保存せずにワープロソフトとパソコンを終了しましょう。

Jパソコンを起動し、ワープロソフトを起動しましょう。

K1行目に、 神奈川県ライトセンター と入力しましょう。

L2行目に、 川崎市視覚障害者情報文化センター と入力しましょう。

M1行目の 神奈川県ライトセンター を範囲指定しましょう。

Nフォントサイズを18ポイントに変更しましょう。

O正しく変更できたかどうか確認しましょう。

P2行目の 川崎市視覚障害者情報文化センター を範囲指定しましょう。

Qフォントサイズを16ポイントに変更しましょう。

R正しく変更できたかどうか確認しましょう。

S文書は保存せずにワープロソフトとパソコンを終了しましょう。

 以上です。お疲れ様でした。