2−3−3 その他の文字キーのタイピング

◎タイピングの練習

 これまで練習した各段の右側にはまだ紹介していないキーがいくつか配置されています。これらのキーはすべて右手の小指で操作します。ここでは、これら右手の小指で操作するキーの配列と指の動かし方を覚えましょう。

○キーの配列

 では実際に、パソコンとMicrosoft Wordを起動してみましょう。

 Microsoft Wordが起動したら、日本語入力システムをOFFにしましょう。

 これまで練習した各段の右側にはまだ紹介していないキーがいくつか配置されています。これらのキーには様々な記号が配置されています。必ずホームポジションの段のキーとの組み合わせで覚えるようにしましょう。

 まず、ホームポジションの段を紹介します。ホームポジションのキーは、 ; でした。一つ右隣のキーは、 : で、二つ右隣のキーは ] です。実際に押してみて、音声で確認してみましょう。必ず、 ;:;]; の組み合わせで覚えてください。

 次に、一つ上の段を紹介します。ホームポジションの段のキーは、 ; で、一つ上の段のキーは、 P でした。その右隣のキーは、 @ で、二つ右隣のキーは [ です。実際に押してみて、音声で確認してみましょう。必ず、 ;P;@;[; の組み合わせで覚えてください。

 次に、一つ下の段を紹介します。ホームポジションの段のキーは、 ; で、一つ下の段のキーは、 / でした。その右隣のキーは、 \ です。実際に押してみて、音声で確認してみましょう。必ず、 ;/;\; の組み合わせで覚えてください。

 最後に、二つ上の段を紹介します。ホームポジションの段のキーは、 ; で、二つ上の段のキーは、 - でした。その右隣のキーは、 ^ で、二つ右隣のキーは \ です。実際に押してみて、音声で確認してみましょう。必ず、 ;-;^;\; の組み合わせで覚えてください。

 キーを長く押しすぎると複数回入力したことになってしまいますので、十分注意しましょう。「押す」というよりは「叩く」といったイメージで練習してください。

 右側のキーを押した後は、小指は必ず;のキーに戻しましょう。第2段キーの;を基点に指を動かすようにすると、タイピングの速度も速くなりますしミスタッチも減少します。また、このとき右手の人さし指はできるだけホームポジションから離さないように心がけましょう。

 一旦、Microsoft Wordとパソコンを終了し、その他のキーのタイピング練習として、練習問題2−3−3をしましょう。

●練習問題2−3−3 その他のキー

 右側のキーの練習をしてみましょう。

 これから読み上げる指示に従って操作してください。一つの指示を聞いたら、必ずテキストを一時停止し、指示された操作を行ってください。必ず一つの操作が終わってから、次の指示を聞くようにしましょう。

 では始めます。

@パソコンを起動し、Microsoft Wordを起動しましょう。

A右の小指で、 ;:;]; ;:;]; 5回書いてみましょう。1回ごとにSpaceキーでマス空けもしてください。

B右の小指で、 ;P;@;[; ;P;@;[; 5回書いてみましょう。1回ごとにSpaceキーでマス空けもしてください。

C右の小指で、 ;/;\; ;/;\; 5回書いてみましょう。1回ごとにSpaceキーでマス空けもしてください。

D右の小指で、 ;-;^;\; ;-;^;\; 5回書いてみましょう。1回ごとにSpaceキーでマス空けもしてください。

※職員に、正しく入力できたか確認してもらいましょう。

EMicrosoft Wordを終了し、パソコンを終了しましょう。

 以上です。お疲れ様でした。